逃げるな新人外科医
泣くな研修医の2部作目です。主人公は研修医から外科医になった所から話が進んで行きます。研修医の頃の悩みと新人外科医の悩み、異なるように感じていたが、根本は似ていると思った。外科医は腕の技術がないと患者を助けることが厳しいし、優しさだけでは心に寄り添えても、病気は治せない的な事をこの小説ではないけど、言っていた気がした。今回も生きることについて考えさせられました。
泣くな研修医
泣くな研修医シリーズの一作目を読みました。外科医の研修医の話なのですが、主人公の患者に寄り添う姿勢や、技術面が不足していて上司が居ない医療判断がつかないなど、読んでいて歯がゆさや苦しさが伝わってきました。患者も大病を患っていて、患者目線もあり、とても共感でき、そっと背中を押してくれて勇気のでる小説でした。
総理にされた男
最近、読破した書籍を紹介したいと思います。それは、総理にされた男です。総理が体調不良により人前に立てなくなり、総理と瓜二つの役者が、国会のSPに拉致られ急遽総理にされてしまい、仕事を引き受けなければいけないとの内容です。ネタバレにもなってしまうのでこの先は書かないでおきます。感想は、政治がらみの話が多く、広く勉強になりました。人間模様も描かれていて、総理の仕事の重圧だったり、それを取り囲む政界の方々の裏の策略など、ちょっぴり黒い部分もありました。最後は感慨深く感動しました。
もし自分がある日、急に総理になったら重圧に耐えられそうにないです。