shiinn’s diary

悩んでいる方など一人で抱え込まないで下さいね。

牛首村

村シリーズの三作目。書籍読破しました。一言で表すなら、ちょい怖いです。牛首村の謎解き中にホラー要素が加わり物語が進んで行きます。作中で人が襲われる表現の仕方に恐怖を覚える事がありました。

なぜ牛首村と呼ばれるようになったのか?などの疑問点は最後に納得できる内容になってました。夏に読みたい書籍ですね。ソース画像を表示

校閲ガール

以前テレビでも放映され見聞きした方もいると思いますが、今回は校閲ガールの書籍を紹介したいと思います。この書籍は三部作編成で、私が読破したのは三部作目です。一部・二部未読でも読みやすいです。内容は出版会社の校閲部に所属している河野さん(女性)が主人公です。彼女は幼少からファッションに興味を持ち、ラッシーというファッション雑誌を読み心を魅了されていました。いつかファッション誌に携わる仕事を夢見て、ラッシーの編集部の会社を面接をするも、内定が降りたのが現在の職場、校閲部に配属されます。彼女は校閲での仕事をするも、ラッシーに移動願いを出しそれが叶い憧れの編集部にⅠ年間だけとの契約をするも・・・みたいな内容になってます。この書籍を読み、【憧れの仕事が天職とは限らないと】学びました。コメディ感もあり読みやすかったです。

ソース画像を表示

丸の内で就職したら心霊物件担当でした。

超大手の不動産会社に就職し地下室にある第六係という部署で心理的瑕疵にある物件を調査し、そこに住みつく霊の除霊をし物件を通常の状態に戻すのが仕事内容。主人公・澪は幼少から霊感がある。霊に恐怖心を煽られながらも何とか上司と立ち向かい、時には霊に寄り添うたり日々成長が垣間見れた。このような小説は読むことが滅多に無いが、コメディ感もありサクサク楽しく読み進めることができた。丸の内で就職したら 幽霊物件担当でした に対する画像結果

エミリの小さな包丁

角川文庫はホラー小説が多いイメージを抱いていましたが、今回の書籍はホラー要素は微塵も無く、とても心が温まりました。

主人公はエミリです。東京で働くも周囲の人間関係等からメンタル不調に陥り、海が見渡せる田舎の祖父の元に行き、数か月祖父と生活し自身を取り戻すと言う内容です。島の住民の方々の優しさ。何よりも、齷齪した日々を送らずスローライフを肯定してくれる場所。何よりすべてを受け入れてくれる祖父の寛大さ。読み進めていくうちに泣いてしまいました。表紙や題名の意味を読み終えた後に、そうだったのか!と思ってしまいました。私も祖父の様な寛大な心を持ち、誰かを癒せたらなと考えてしまいました。

エミリの小さな包丁 に対する画像結果

サハラの砂漠

もし飛行機が墜落し砂漠に着陸したらどうしますか?食料や大切な水も限りがあり、オアシスを目指しますか?

そんな内容も含まれている小説です。主人公はエジプトでミイラを発掘する考古学者。不自然なミイラを発掘してしまい災難に巻き込まれていきます。原発問題に切り口を入れている面もあります。飛行機が墜落し、生き残った面々もそれぞれの目的があり誰を信じていいのか?過酷な環境で人の本性を垣間見れ、極限なサバイバルミステリーになってます。

砂漠で星空を眺めたら、息をのむくらい奇麗な光景なのだろうなと思いながら読みました。

サハラの薔薇 小説 に対する画像結果

教室がひとりになるまで

久々に書籍の紹介です。学園ものです。その学校には四人の能力者がいます。能力を使用するタイミングや能力の説明を相手にすると、能力を失います。校内でしか能力の使用もできない。ある日、クラスメイトが立て続けに飛び降り自殺を図り、遺書も同内容。主人公も能力を駆使し、仲間と犯人を見つけていくミステリーも含まれいる内容になってます。学校特有のカースト制度や暗い部分も鮮明に描かれていて当時を思い出し、共感すこともあり楽しい内容になってます。