ソードアートオンライン
一度は聞いたことがある方もいると思いますが、ソードアートオンラインです。概略は一万人が仮想世界に閉じ込められ、ログアウトも不可能。100層を突破すると現実世界に帰還出来るという内容です。
主人公・キリトは戦闘スキルに長けてて、対人スキルは弱めですが
とにかくカッコイイです。物語が進んで行くと、アスナという女性に出会いますが、アスナも正義感が強く、繊細で可愛らしい性格です。
読みやすい書籍でした。
十三番目の人格
今回の書籍は、背筋が冷えるホラーです。主人公はエンパスという能力をもっています。相手の感情を汲み取る力がとても強く、感情を波で見ることが出来きます。相手の負の感情を受動的に脳に入ってくるので、気持ちが滅入り、対策として精神薬を内服しています。大震災のボランティアで、十三の人格を持つ少女に出会い、話が展開していきます。読み終えて、エンパスの魅力を知りました。相手の心情を手に取るように理解する事が出来るのは、カウンセリングの領域を超えていると思いましたが、副作用も強く、知りたくない事もわかってしまう理不尽さ。精神的に強くないと日々ダメージを負うなと感じてしまいました。
記憶屋
あなたは都市伝説と聞くとどんな気持ちになりますか?漠然とした恐怖ですか?ワクワクしてきますか?少しでも興味ある方に読んでほしい書籍を紹介します。それは、記憶屋です。人の記憶を食べる怪物、それを世間では、{記憶屋}と呼ばれています。記憶を食べられた人は、部分的な記憶を抹消され、二度と思い出す事はなくなります。どんな記憶でも食す訳ではなく、まず当事者に会い、内容を聞いた上でその人の辛い感情などの忘れたい過去を消していきます。読み進めていくと相手に寄り添い慈悲深いイメージを記憶屋にもちました。
とても切なく不思議な世界を体験してみて下さい。
神様の定食屋
読み終えた書籍を紹介します。書籍名はタイトルに書いてある通り「神様の定食屋」です。ご両親が旅行中に事故にあい他界してしまい、残された兄妹で定食屋を営むという内容ですが、兄は料理が出来なく妹に罵られ、近くにある神社に行き愚痴を吐いていた所に、神様と出会いこの世に未練がある霊に体を貸し料理を振る舞うという内容です。短編なのですが、作品一つずつにホロッとして、泣いてしまいました。人って、こんなにも誰かの事を大切にし、誰かの為に行動出来るのだなと改めて、感じる事が出来る作品でした。